お久しぶりです
最後に投稿してから4年も経っていました
なにもせずに日々が過ぎるのは思うより容易なことです。
作品を残さず時間が経つのは、写真を撮ることで自分が纏ってきたものがはがれ落ちていくようで
寂寥はみじんもなく清々しいです。そんなことを言っても出自は同じなので、別段変わり映えもせず。まだ先ですが、また写真を撮って作品を作ります。
それまでなにかしら記録はしておこうと思います。
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一昨日、国分寺に住むジャズと詩が好きな友人からきた封筒には
トレペのような薄い紙にリルケの詩を書いたものと、中嶋中春の詩のコピーが入っていて。
それに彼が香港で買ったという紅茶のティーバッグが2つ添えられていました。
リルケもすばらしんですが
この中嶋中春の詩(「Heaven or Tokyo」)にすっかり食らいました。
いつも素敵な服を着て詩を織るかわいい古い友人と、西武池袋線沿線に住むギター弾きの新しい友人のことを考えました。先日行った深夜喫茶のことも思い出しました。ずっと前にオールの後始発待ちをした東京タワーの近くにあるデニーズのことも想起しました。
新しいものを見ても、思い出してばかりですね。『ベティ・ブルー』のなかで「人生は虚しい、残るのは写真だけだ」というようなセリフがあって。まあそんなことはないだろうと思いつつ、わたしは写真を残そうと思います。残そう思ってるだけで撮ってないですが。また撮ると思います
(2012年ころ、アテネで撮った建築写真を集めて「スーパーカルト」って名付けて発表しようとしてたんですが。これもそのままになっています)